Kingsoft Presentationの、Powerpointとの互換性

やはり、細かなところで違いはあり、互換性で注意しなければならないことがあります。パワーポイントファイルは、配布する場合もあり、その際本物のPowerPointで再生される場合もあるからです。
PowerPointが無いので、Kingsoftを使っている場合、互換性のチェックには、MS社が無償配布しているPowerPointViewerをインストールしておき、こちらで再生してチェックするのが最適です。

●音楽・動画などのメディアファイルの挿入に互換性の無いものが多い
後から作られたKingsoftPresentationは、Powerpointより進んでいるものもあります。特に動画では、PowerPointがwmvやavi形式にしか対応しないのに対し、Kingsoftはflashなどの新しい動画にも対応しています。しかし、配布する場合は、PowerPointに合わせる必要があるでしょう。

●サウンドの挿入
ここにも大きな違いがあります。Powerpointでは、挿入したサウンドに細かな設定ができます。この設定で、スライドショーのページが変わっても音を出し続けるBGMのような設定ができますが、Kingsoftでは、設定が省略された代わりに、ページをまたいで再生するサウンドは、挿入メニューに「バックグラウンド音楽」という項目を設けています。便利なのですが、これはPowerpointと互換性がありません。逆に、パワーポイントの方で設定した場合は、Kingsoftでは当然のことながら再現できます。以下が、PowerpointでのBGMの設定の場合です。挿入したサウンドを右クリックして、サウンドのオプションを開いて設定します。

Image2Image3

または、効果の一覧から、効果のオプションを開いて設定します。
Image0

ppt2 Kingsoftでは、バックグラウンド音楽のメニューがあり、
これで挿入すれば、設定無しでスライドを通したBGMが流れます。

この設定は、PowerPointViewerでは無視されます。

サウンドを効果で入れると、次の効果音があったときにBGMが止まってしまったりするので、PowerPointではサウンドの効果のオプションがあり、これで細かな設定ができますが、KingSoftではそれができません。できない代わりに簡単にBGMが設定できますが、互換性が無いので、配布する目的では使えません。

 

ppt3●BGMの、互換性のある入れ方(正しい入れ方)

そこで、互換性のあるBGMに入れ方を紹介します。
これは、両方にあるメニューから、挿入する方法です。

スライドショーメニューの、「スライド切り替え」から設定します。
ちなみに、本物のPowerPointでは、「画面切り替え」となっています。本来は、複数のスライドページを、切り替える際の設定に使うものです。

 

スライド切り替えの際に、スライドインなどの効果を入れると、ページそのものがスライドインしてくるので、1枚の画像を貼り付けただけのページでは、画像にスライドインを設定したのと同じになります。

メニューを開くと、右の作業ウインドウにスライド切り替えのオプションが開きます。

ppt6 ページ切り替えにアニメーションを設定する場合は、いったん上左のように設定してから、「すべてのスライドに適用」ボタンをクリックします。そして、先頭ページのみサウンドを開いて、サウンドファイルを「その他のファイル」から選びます。ここでwavファイルを選ぶと、効果音と同じように、パワーポイントに組み込まれるので、サウンドファイルを別途配布する必要がなくなります。ただし、wavファイルは200KB以下でないと、別ファイルになってしまいますが。MIDファイルなどを組み込みたい場合は、前回の内容を見て変換して下さい。

注意:右のサウンドの設定は、1ページ目だけです。左の、自動切り替え6秒は、すべてのスライドに適用した後、最終ページは自動切り替えのチェックを外しておきます。理由は、サウンドが不意に途切れるからです。終わりくらいは、マウスのクリックで選べるようにします。

Image1●スライドショーモードでの実行

これも、両者が若干異なるところです。PowerPointがインストールされていると、PPT拡張子のファイルでも、右クリックのメニューで、スライドショーで起動できます。これは、編集画面を見せないためにも必要な機能です。右は、その画面ですが、Kingsoftではdps拡張子のファイルを右クリックしても、このメニューは出てきません。

では、どうしたら編集画面を見せずに、スライドショーを実行できるのか?

実は、Kingsoftで編集したファイルを、「名前を付けて保存」する際に、パワーポイントのpps拡張子が選べるのです。ppsで保存したファイルは、編集不能・スライドショーモードで開きますが、これがKingsoftでも使えます。しかし、Kingsoftで開くと、終了時や途中で止めたときに、編集画面になってしまいます。編集不可にはなりません。さらに、互換性の無い機能を使っていると、ファイルを壊してしまうことがあります。こうなると、次に開こうとすると、Kingsoftだけでなく本物でも開けなくなってしまいます。Kingsoftからの、pps保存は避けたほうが良いようです。pptというパワーポイント互換形式のみ使うようにします。それでも、パワーポイントビューワーで開く人には、編集画面無しで起動します。

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この記事へのコメント

のぶりん
2013年08月13日 12:50
ここまで、親切丁寧な解説は始めてです
痒いところに手が届いてます
感謝感謝